こんにちは
カルチャーズデイ反町です。
我々のHPをご覧いただきますと『タッチセラピー』という言葉が度々登場します。
タッチセラピーという言葉の前後には「親子の絆づくり」という言葉が書いてあるので
親子関係を結ぶためのタッチケアなのかなということがお分かりいただけるかと思います。
また、タッチセラピーをした日のブログの内容を見ていただけますと、
なんとなく活動の内容は知っていただけるのではないかと思います。
今回は、タッチセラピーを取り入れる理由 前半戦といたしまして、
どうして、このタッチセラピーをカルチャーズデイ反町が取り入れているのかについてお話したいと思います。
突然ですが、話は受精卵のころにまでさかのぼります。
人間の身体はもともと受精卵という一つの塊で、その卵は内胚葉・中胚葉・外胚葉という3つの区分に分かれています。
その区分から更に身体の各機能に分かれていくのですが、脳と皮膚は同じ外胚葉チーム出身なのです。
そのため、皮膚は脳とつながっていると言われています。
つまり・・・皮膚へのアプローチを通して脳に刺激を送っているということになるのです!!
そのため、タッチセラピーでは
衝動性が高くそわそわしている子や、緊張や不安が高く、ドキドキしがちな子などに
優しく静かに触れてあげることで、心が落ち着けるようになったりするのです。
また、温かみのあるタッチを通して、触れられる方も触れる方も
「気持ちいい」「うれしいな」と脳で感じることができるのです。
そして実はこの感覚が非常に重要で、ホルモン分泌にも関わってくるのです。
次はそんなホルモンについてのお話です。
みなさん、『オキシトシン』ってご存知ですか。
これは幸せホルモンといわれています。
「幸せホルモンってなんか胡散臭いなぁ・・・」と思う方もいらっしゃるかと思いますが
これが本当にあるホルモンなんです。
人間が快を感じた時に分泌されるホルモンであり、反対にこのホルモンが分泌されることで
「幸せだ~」「うれしいなぁ~」と感じられることもできます。
そしてここで、①でお話した、タッチを通して生じた「気持ちいい」や「うれしい」という気持ちが登場します。
実はこの時、オキシトシンがどんどん分泌されていると言われてます。
そして触れられている人、触れている人はオキシトシン満載の素敵空間にいることになります。
(少々メルヘンな表現になってしまいました(;^ω^))
すると、触れられたお子さんは、タッチをしてくれた人に対して
「この人といるとなんか幸せ~」と感じるようになるのではないでしょうか。
幸せをくれる相手のことなんて、大好きになりますよね!!
これがいわゆる愛着や、親子の絆といわれる関係づくりにつながっていくといわれています。
しかしこの触れるということ、感覚過敏を持っているお子さんにとっては少し難しい側面も持っています・・・。
そしてこのことで、愛着関係の形成に困難さが生じたりするのですが、それを後半の記事でご紹介いたします。
ではでは次回の記事も、ぜひご覧ください。
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