こんにちは
カルチャーズデイ反町です。
猛暑日と雨降りが交互にきて何とも言えないお天気ですね。
こんな日は熱中症にならないように対策が必要です。
また、自律神経が乱れがちになるので、お子さんも保護者の方もあまり無理をせず、
お家でゆっくりリラックスして過ごしてみてはいかがでしょうか。
こんな時にぴったりの活動があります。
それは、お話の読み聞かせです。
今回はその『読み聞かせ』についてご紹介します。
読み聞かせの療育の効果は、大きくこの3つが挙げられます。
実はこれらの力は、人とのコミュニケーションをするうえで大切な力なのです。
今回の記事は、その中でも「音韻が身につく」ことについてです。
では、詳しく見ていきましょう。
学習障害(LD)のお子さんで、読み書きに困難さがある場合には
音韻処理につまづきがあることがあります。
この「音韻処理」とは、簡単に言うと”文字と音が結びつく”ことです。
例えば「め」という文字を見て「メ:me」であることがわかるということです。
もしこれが「ぬ:nu」などと混乱してしまうと、読みが大変になるのもわかります。
また、文字を単語として認識し、意味や読み方を頭の中の記憶から探してくることも音韻処理の一つです。
例えば「くじら」と書かれていても「く・じ・ら」と一文字ずつ読んでしまい、
一つの単語であるという認識に結びつけることがつ難しいのです。
ですので、「先生/が/おはよう/と/いった/ので/僕も/おはよう/と/言いました」という文章で
私たちが、だいたい10語程度に区切って読んでいる内容でも
「せ・ん・せ・い・が・・・・」と一文字ずつ読んでいると本人にとっては途方もないことなのです。
そんな音韻処理にアプローチしていくことが読み聞かせの効果としてあげられます。
お子さんと一緒に絵本を読み、読んでいる声と文字がマッッチングしていくことで
お子さんの音韻処理能力が発達を促していきます。
年齢が上のお子さんにおいても、まず最初に文章を読み上げてあげることで、
音声として文章を認識することができるので、読みへのつまづきが軽減されるといえます。
ここまでが、
『読み聞かせの療育効果:①音韻処理が身につく』
についてでした(^^)/
次回は『②語彙力がつく』についての記事をUPしようと思います。
ではでは、また次回!!
見学・体験お待ちしております。
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