こんにちは
カルチャーズデイ反町です。
今回も前回に引き続き「読み聞かせ」についての記事です。
(前回の記事【読み聞かせの療育効果:①音韻処理が身につく】についてはこちらをご参照ください)
読書をすると、自分の知識が増えていったり
生涯の趣味としての楽しみになったり
心が豊かになると言われます。
保護者の皆さんのなかにもお子さんに
「本を読む習慣のある大人になってほしいな」という
思いを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな読書習慣の基礎となる「読み聞かせ」
今回は具体的な療育効果の2つ目
『語彙力がつく』についてご紹介いたします。
日本語の文章のはずなのに、読み終えると何が言いたかったのか理解できなかったという経験は大人でもありますよね。
特に専門的な論文を読めと言われた時には「何が言いたいんだ?」と
ちんぷんかんぷんになってしまうと思います。
その理由には「語彙力の少なさ」が考えられます。
例えば・・・コロナウイルスについての記事でも
「パンデミック」ってなに?「クラスターってなに?」「エビデンスって何?」
と専門用語だらけで理解するのが大変だったのではないでしょうか。
実はお子さんも、文章を読む中でそんな「わからない」を感じているのです。
そのため、なるべくたくさんの言葉に触れることで、
お子さんの語彙力を豊かにすることが大切です。
また、お話の中で出てきた言葉について
「〇〇〇ってなぁに?」といったお子さん質問に保護者の方が答えてあげたり、
「犬が出てきました。ほらここに犬がいるね」と言うように
言葉と絵をマッチングさせてあげることも
言葉と具体物をつなげ、語彙力の発達を促すことにつながります。
そういったコミュニケーションをとりながら読み進めていけることも
読み聞かせの魅力の一つなのです( *´艸`)
お話を通してコミュニケーションをとることで
楽しんで語彙力を身に着けることができます。
ここまでが【読み聞かせの療育効果:②語彙力が身につく】についてでした。
次回はいよいよ最後、3つ目『お話の情景や、登場人物の気持ちを追体験できる』についてご紹介いたします。
ではでは、また次回(^^)/
見学・体験お待ちしております。
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