こんにちは
カルチャーズデイ反町です。
夏休みも残すところあと1日というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな夏休み最後の土曜日も
楽しくクッキングイベントを行いました(#^.^#)
本日のメニューはナポリタン!!
子どもたちに人気かつ手軽に作れるパスタのメニュー!!
美味しく楽しく作ることができたので、子どもたちの様子と一緒にお伝えします。
クッキングを始めてから、子どもたちもだんだん活動に慣れ始め
参加を嫌がることがなくなり、みんなで作業の分担が話し合えるようになりました。
そして、それぞれがやりたいと思う作業を選んだり、譲ったりしながら決めた役割を
「どうしたらいいの?」とスタッフに聞きながらやり遂げていきます。
下処理はみんなで分担です。
スタッフは子どもたちの発達や得意不得意に合わせて、介助をしたり、指示を出したりします。
発達障害のお子さんは、自分で作業のプランニングをしたり
何をしたらいいのかの理解に時間がかかったりすることがあります。
そのため、そのお子さんに合わせた作業や伝え方が、『できた!!』を育むために重要になります。
クッキングをみんなで行っていると
調理器具を順番に使わないといけない時が来ます。
また、コロナ対策もあり、自分の食べ物は自分で調理することになっているので
順番を待たなくてはいけません。
この『待つ』ということは、
こだわりが強かったり、目の前の報酬に飛びつきやすかったりという
発達障害の特性とは相性が良くありません。
カルチャーズデイ反町でも最初は
「僕が1番にやりたい!!!」という声がたくさん聞かれていました。
しかし、今では「〇〇くんの方が先に並んでたから、後でね」というと
納得して待つことができるようになりました。
また、調理器具もほかの子が使っていたら待って、使い終わってから自分が使うということができるようになり
お友達の使っている最中に取ってしまうということが無くなりました。
順番を待ったり、友達の様子から、調理器具を使っていいかどうか推測して行動するなど
自分自身の「やりたい!」という気持ちと、周りの状況のバランスを
上手にコントロールでき始めているのだなと思います。
楽しい活動から子どもたちが自然と力を身に着けていて素晴らしいです(#^^#)
クッキングでは毎回「おいしいね」と言い合いながら作ったものを食べます。
それはとてもあたたかく、ステキな時間です。
今回のナポリタンづくりでは、偏食があり、パスタが食べられない子がいました。
しかし、みんなが作る様子を見たり、自分も作業に参加したりする中で
「少し食べてみる」といって挑戦することができました。
「みんなと同じものが食べてみたい」「自分で作ったものだから食べられる」など
子どもの挑戦してみようという気持ちを掻き立てるようなエッセンスが
クッキングには散りばめられているように感じます。
その根底にあるのは「楽しいね」や「美味しいね」などの
気持ちの共有なのではないでしょうか。
カルチャーズデイ反町では様々な活動において
コミュニケーションをとても大切に考えています。
微笑み合い、言葉、身振り手振りなど
全身から伝えられる子どもたちからのメッセージを
しっかりと受け止めていこうと改めて感じたクッキングでした(^^♪
ではではまた次回!!!
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