こんにちは
カルチャーズデイ反町です。
先週の土曜日は放課後等デイサービスの活動時間に
アドバイザーの鶴田里美さんをお招きした『タッチセラピーの日』でした。
タッチセラピーと一口に言っても、鶴田さんは様々な療法を持っておられます。
実際に触れるだけではなく、身体をに感覚刺激を入れる運動遊びや
手先の感覚を刺激して脳にアプローチする療法など
『こんなこともタッチセラピーになるんだ』と学びになることがたくさんです。
そんな中、今回は『ハンドペイント』を行いました。
その様子を療育の効果も交えて、前編・後編に分けてご紹介していきます(^^)/
ハンドペイントとは名前の通り『手に絵の具をつけてペイントをするアート』です。
手のひらや、指などを使って作品を仕上げますが、
ポンポンとスタンプのように絵の具をつけたり、手を滑らすようにしてペイントしたりと
様々な方法で絵を描いていくことができます。
では、さっそくハンドペイントの療育的な効果、ねらいをご紹介していきます。
大きくこの4つをあげます。
では、一つずつご紹介します(^_-)-☆
まず今回は、1と2について見ていきますっ!!
ハンドペイントをすると次のような感触に出会います。
何通りになるのでしょうか(=゚ω゚)
様々な感触を楽しむことで、手先の感覚にも・脳にも刺激を送り、発達にアプローチしていきます。
また、「どんな感触がする?」などの声掛けを行い、
子どもたちが感じた感触を言語化していけるように支援します。
発達障害のお子さんの中には、感覚に過敏性を持っていて
特に触覚に過敏がある場合は、人に触れられることを極端に嫌がるケースがあります。
しかし、このように触覚に過敏性を持っていても
自分からなら人やモノに触れる
この人なら・モノなら触れるなどといった、許容範囲に差が見られることがあります。
(なぜなのかについては、また別の機会にご紹介させていただきたいと思います)
その許容範囲違いで、自分が触れることのできる感触と、嫌な感触を分けることができるようになると
『好きな感触や嫌いな感触のパターンと、対応が分かるようになる』などというように
その子が生きていきやすくなる手掛かりになると思います。
ですが、なかなか『快・不快』を明確に理解することは難しいので、
まずはそういった、自分の中の感触の違いというものに気付くことが最初のステップかなと思います。
ハンドペイントでは、自分で手に絵の具を塗った時の感触と
人に絵の具を塗ってもらった時の感触の違いを感じながら進めていきました。
思春期の子だと触覚過敏などではなく、
心理的な発達から、恥ずかしさもあって自分で塗る方が良かったりします。
カルチャーズデイ反町にきている子は
手に絵の具を塗ることを拒否することはありませんでしたが、
どうしても過敏さから苦手な子もいます。
そんなお子さんのために、筆や、
ポンポンとスタンプが押せるようなものを用意していました。
ハンドペイントの療育効果・前編は、
手の触感覚についてのアプローチに焦点を当ててご紹介してまいりました。
感覚は非常に繊細なので、恐怖や痛みとして感じられてしまうこともあります。
なので、本人の無理のない範囲で、少しずつ楽しくを基本に、
感覚刺激を取り入れた療育を行っていこうというのが
カルチャーズデイ反町の思いです。
子どもたちもみんな笑顔で、手の感触を楽しんでいました!(^^)!
ではでは、後編はまた次回です!!!
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